歩けない、治らないではなくあきらめない「再生医療」を
福永記念診療所

「あきらめない心に寄り添う再生医療」の理念掲げるのが、今回ご紹介する「福永記念診療所」です。

福永記念診療所は脳卒中や脊椎損傷の後遺症にお悩みの患者様に寄り添い、共にあきらめない再生医療を日々行っています。
脳出血、脳梗塞、脊髄損傷の後遺症で日々苦しむ患者様への新たな治療法である再生医療は

「後遺症で動かなくなった手や足が物を掴めるようになった」
「杖をついて短い距離なら歩けるようになった」

などのリハビリと同様の効果や、またはリハビリとの相乗効果を高めると期待されています。

病院・院内概要

福永記念診療所の概要は以下のようになっています。

病院概要

病院名 医療法人慶春会 福永記念診療所
所在地 〒536-0005 大阪府大阪市城東区中央1-9-33 泉秀園城東ビル2F
院長 高井 俊輔
再生医療担当医師 貴宝院 永稔
診療科目 内科・血液内科・皮膚科・消化器科・循環器科・再生医療
TEL 06-6933-7844
FAX 06-6933-7859
受付時間 9:00~20:00
受付・待合室
白を基調とした清潔な空間です。
診察室
不安な事や疑問など、何でもお気軽にご相談できるよう心がけているそうです。
多機能トイレ
車いす対応の多機能トイレです。
駐車場
ビルの裏側に駐車場の入口があります。80台駐車可能。当院に来院の患者様は1時間まで駐車料金無料です。
外観
城東警察所の隣、秀園城東ビルの2Fが福永記念診療所です。
 

福永記念診療所の理念・信念

福永記念診療所のお言葉を以下にお借りしました。

当院、福永記念診療所は、脳卒中や脊髄損傷患者様に対する再生医療を気軽に受けることが出来る診療所です。 再生医療に感じる印象は、「そもそも、どんな治療法なの?」「本当に効果はあるの?」「何か怖い印象がある」「副作用が心配」と感じてしまう方は多いと思います。また、現状では、必ず全ての患者様に効果がある治療として確立した治療法ではありません。しかし、病気を発症された患者様、ご家族様にとっては「少しでも良くなりたい」と望まれるのは当然の流れです。「少しでも良くなりたい」と望まれるのは当然のことです。誰しにも劇的な効果を必ず望める訳ではありませんが、治療の役割と内容をしっかりとご理解いただき、治療の一つの選択肢として役立てていただきたいと考えております。

当院では、再生医療の効果や安全性が世間に認知されていくことで、将来的には誰もが再生医療を身近な医療として受けられる時代がくると考えております。再生医療が世の中に徐々に浸透していくこの過渡期に、再生医療のリーディングクリニックとして、その一翼を担っていきたいと考えております。

上記のように福永記念診療所では「可能な限り多くの患者に」また「あきらめず患者によりそう」という理念をもって日々診療を行っています。

福永記念診療所が行う再生医療について

ではこの再生医療とはいったいどのような医療なのか?
さっそく福永記念診療所が行っている再生医療について説明していきましょう。

1 骨髄由来 幹細胞治療

骨髄由来幹細胞治療とは、患者様ご自身の体内にある骨髄から骨髄液を採取し、その骨髄液の中にある幹細胞を培養して大量に幹細胞を増やし、患者様のお体に点滴投与していく治療になります。
今までは根本的な治療がない(困難)と言われていた病状に対して、
損傷された細胞を修復させる、新たな細胞を体内に収着させる、再構築させる事を目指す治療です。

2 サイトカインカクテル(幹細胞培養上清)療法とは

幹細胞を培養する際に生じる培養上清液には、幹細胞から放出されるサイトカイン(成長因子、神経保護因子、血管新生因子など)が多数含まれます。

この培養液には、通常、成人の数十倍から数百倍にのぼるサイトカインが含まれていることが分かっています。
このサイトカインを多く含む培養液をサイトカインカクテル(幹細胞培養上清液)と呼びます。
このサイトカインカクテルは、サイトカイン(成長因子・神経保護因子・血管新生因子など)が脳内に存在する幹細胞を活性化して自己修復を促します。

福永記念診療所では、
脳卒中(脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血)、脊髄損傷の後遺症に対し、サイトカインカクテル療法(幹細胞培養上清療法)を行っています。

3 再生医療の対象疾患とは?

福永記念診療所の再生医療治療の効果が期待できる脳卒中・脊髄損傷の疾患を以下にまとめていきましょう。

脳の疾患
  • 脳出血

    脳出血とは、脳の中にある小さな血管が切れる又は破れるなどして出血が起こる事で、脳機能が傷害された状態です。脳出血では出血部位に応じて分類され、症状や治療方針がそれぞれ異なってきます。
    症状としては、部位や出血量によりますが、多くの場合は、頭痛、吐き気、嘔吐、しびれ、左右半身の麻痺、言葉が出にくい等の様々な症状が起こります。さらに出血量や部位によっては、意識障がいや昏睡状態に陥り、生命に危険がおよぶこともあります。

  • 脳梗塞

    脳梗塞は、脳血管が詰まってしまい、血液が脳に循環しなくなることで、その部分が壊死してしまい障害が出ることです。脳梗塞は血管の詰まり方によって、太い血管の内側に血栓が生じるアテローム血栓性梗塞、細い血管が詰まる事をラクナ梗塞と呼びます。
    症状としては、どの部位に発生するかによりますが、顔や手足などに麻痺やしびれ、声を出すことが困難になる、飲み込みが困難になる、めまい、ふらつき等、様々な症状が出てきます。

  • くも膜下出血

    くも膜下出血は脳を覆う3層の髄膜のうち2層目と3層目の間に出血し、脳脊髄液中に血液が混入した状態です。50歳から60歳でよく発生します。また男性は女性の2倍多いとされています。
    原因は脳動脈瘤と呼ばれる動脈の一部が膨らむ異常が発生し、それがある日突然破裂する事により出血を起こすことが殆ど(80%~90%)の原因です。
    症状は突然、強い頭痛に襲われ、嘔吐を伴う事もあります。その他には意識がもうろうとする、昏睡状態になる、手足の麻痺、視覚の異常等が程度によって発生いたします。

脊髄の疾患
  • 頚髄損傷

    事故や高所からの転落により、頸椎(首部の脊柱)の脱臼や骨折、腫瘍等により損傷することです。損傷部より下の神経がマヒするため、体が動かなくなる、皮膚の感覚も鈍くなる等の影響がでます。損傷部位が脳から近いほど影響を受ける神経が多くなる為、症状も病態によって変化します。

  • 胸髄損傷

    頸部から腰部の間の脊髄を胸髄と言い、事故等により損傷を受けている胸髄部位よりも下の胸部、腹部、下肢の感覚障害や運動障害等が起こります。

  • 腰髄損傷

    腰部に外傷や圧迫等を受けることにより、腰髄が損傷を受け、神経も損傷してしまう病状です。症状は損傷部位により異なり、腰痛から、筋力低下、感覚麻痺、尿失禁、等が発生し、重症になると両下肢麻痺が発生する場合もあります。

  • 仙髄損傷

    腰部から下の脊髄が損傷を受けると事により、部位により下肢の痺れや筋力低下、排尿障害、性機能障害等の影響が現れます。

  • 脊髄梗塞

    脊髄に血液を送る動脈が何だかの理由により遮断される事により、血液や酸素が脊髄に十分に届かなくなり、脊髄の組織が壊死する病状です。
    原因は重度の動脈硬化、血管の炎症、血栓の他、不明な事も多く、発症頻度は低いとされております。
    症状も部位によりますが、背中に突然の痛みが生じ、痛みが病変部から他の部位へも広がります(放散痛)。次に筋力低下が起こり、病変部では熱感、冷感、疼痛を感じなくなります。

  • 脊髄出血

    出血の部位によって脊髄硬膜下、硬膜外出血、実質内出血等に分類されます。また原因によって外傷性や腹圧性,腫瘍性,血管奇形性,特発性などにも分類されますが、脊髄出血は一般的には外傷によるものが大半を占めます。
    症状は部位によりますが、胸椎部に多いため激烈な背部痛と急性の下肢麻痺等が発症する場合があります。

4 再生医療のリスク、及び副作用について

治療において、
リスクと副作用は切り離せない関係です。

本来の狙いの「作用」があれば、期待していない、望ましくない作用「副作用」があります。
福永記念診療所では
常にリスクと副作用を念頭に置き、できる限り回避、軽減できる様、対策を行っています。

そして何より患者様に納得して治療を受けていただける様、しっかり説明をしています。
治療について不安や疑問がある場合は、是非ご相談してみましょう。

<骨髄幹細胞投与による副作用とリスク>
痛み/アレルギーによるショック症状
【副作用・リスクを回避・軽減する為の対策】
  • 針を刺入する時の痛み
    ⇒できるだけ極細の針を使用し麻酔を実施。
  • 注入の時の痛み
    ⇒神経の走行を考え、注入する麻酔薬を可能な限り少量にする。
<骨髄穿刺による副作用とリスク>
皮下出血/皮下血腫/感染症/穿刺部の不快感 【副作用・リスクを回避・軽減する為の当院の対策】
  • 皮下出血・皮下血腫
    ⇒福永記念診療所では事前に、現在内服されている血をサラサラにする薬(抗血小板や抗凝固薬)を中止しません。また皮下出血・皮下血腫を予防するために、骨髄穿刺の針の大きさを小さくし、手圧や砂嚢にての圧迫止血に十分な時間をかける様にしています。
  • 感染症
    ⇒処置室にて、帽子・マスク・ガウンを着用する清潔操作にて行ない、骨髄穿刺部にも十分な消毒を行なう様にしています。
  • 穿刺部の不快感
    ⇒骨髄穿刺実績2000件を超える血液内科医2名の指導の下、骨髄穿刺時の不快感を最大限に抑える取り組みをしています。また、骨髄穿刺時に幹細胞がより多くとれる様に特殊なテクニックを用いることで、幹細胞の分裂回数を最小限に抑えながら目標の幹細胞数を得る技術を確立しています。

5 再生医療の治療の流れ

福永記念診療所の幹細胞治療の治療期間の目安は、
通常1クール(3回投与)は4~5カ月間となります。

通院回数は5回の通院で幹細胞治療を行っています。
治療終了後から6ヶ月後、もしくは1年後に検診があります。

① 問診・診療カウンセリング
問診・診療カウンセリングで患者様の過去の既往歴から発症の経緯、また後遺症、病状や治療の目的、再生医療の効果や可能性、リスク、治療を受ける上での相談をします。
目安時間:約2時間
② 採血・感染症検査
初診当日に治療を希望(同意)された患者様には、感染症検査(採血)を実施します。
感染症のウィルス等を保有の方は細胞培養ができない為、感染症がない事を確認します。
検査結果までの目安時間:約1週間前後
③ 骨髄穿刺(骨髄液採取)
専用服に着替え、血圧測定の為のモニターをつけます。
腰上部あたりを局部麻酔し、専用の注射器で腸骨(骨盤をつくる左右の寛骨の上部を占める大きな骨)から骨髄液を採取します。採取には約30分程度の時間になります。
採取後は止血の為、約60分安静に休んでから帰宅となります。
目安時間:約90分程度
④ 幹細胞の培養
採取した骨髄液をその日の内に細胞培養加工センターに送り、細胞を培養していきます。
患者様から採取された骨髄液は厳重な保管を施し、温度管理を維持したまま、その日の内に国内の細胞培養加工施設に輸送され、安全キャビネット内にて細胞培養を行います。
臨床効果があったという報告が多い生細胞数1憶個/回を目標として細胞培養を行い、得られた細胞に幹細胞がしっかり含まれていることを確認します。
細胞培養目安時間:約4週間程度
⑤ 幹細胞投与( 点滴投与) 1回目
自身の骨髄細胞を基に培養し増やした細胞を体に点滴で投与します。
点滴目安時間:約30分程度
⑥ 幹細胞投与( 点滴投与) 2回目
4週間後に2回目の幹細胞投与を行います。
点滴目安時間:約30分程度
⑦ 幹細胞投与( 点滴投与) 3回目
4週間後に3回目の幹細胞投与を行います。
点滴目安時間:約30分程度
⑧ 検診
治療終了後から6ヶ月後、もしくは1年後に検診を行います。
目安時間:約60分程度

6 細胞の品質と安全性

「骨髄由来幹細胞治療」では、患者様から採取された組織は、再生医療等の安全性の確保等に関する法律に従い、
厚生労働省から特定細胞加工物製造許可を得た国内の細胞培養加工施設(CPC: Cell Processing Center)の安全キャビネット内にて細胞培養を行います。

細胞の培養、加工は陽圧管理されているクリーンルーム内で行われ、この部屋は常時ISO class7、NASA規格ではclass10,000で管理されています。

更に細胞はクリーンルーム内にある安全キャビネット内で取り扱われ、ISO class5、NASA 100と更に高い洗浄度になっております。

このように厳格な品質管理のもとで、環境や作業者由来の微生物の混入リスクを低減し、高い細胞品質の保持と安全性を守っています。

7 幹細胞治療臨床研究結果

福永記念診療所のドクターの脳卒中、脊髄損傷の後遺症における骨髄幹細胞治療、臍帯由来サイトカインカクテルの臨床研究結果を見ていきましょう。

脳血管障害(骨髄由来間葉系幹細胞治療)1

脳梗塞患者様12名に対して自己骨髄性間葉系幹細胞の静脈投与を実施した結果、
脳梗塞巣体積の減少がみられ、12人中7人でNIHSSスコア(脳卒中重症度スコア:高値は悪い)が改善しました。

幹細胞投与後も、出血、肺塞栓症、腫瘍化等の重篤な合併症は無く、有効性が確認されました。

また、脳梗塞発症から130日以後に幹細胞を投与したところ、脳梗塞巣体積が縮小し、NIHSSも8→0点へ改善しました。これにより幹細胞投与は慢性期であっても効果があると考えられました。

また、自己骨髄性間葉系幹細胞の静脈投与により、
脊髄損傷、脳梗塞、再発の予防、動脈硬化の改善、認知症・心不全・腎不全・肝不全・アンチエイジング等の効果が続々と明らかになってきております。

脳血管障害(骨髄由来間葉系幹細胞治療)2

脳梗塞に対する骨髄由来間葉系幹細胞の静脈投与では、
投与時期が早期で、より多くの幹細胞を投与する事で、より脳梗塞巣体積が縮小し、身体機能が改善しました。

8 骨髄・脂肪由来の特徴

脂肪由来の間葉系幹細胞は、同じ量の骨髄組織より500倍も多く含まれており、増殖力も高く、骨や軟骨、液性因子の分泌に優れているため、変形性関節症やアンチエイジングといった再生医療への応用が強く期待されています。

骨髄由来間葉系幹細胞の研究の歴史は古く、特に各種神経損傷モデル(脳卒中、脊髄損傷、脱髄疾患など)に対する治療効果では、動物研究に留まらず、人における臨床研究でも多数報告されております。

脂肪由来間葉系幹細胞では神経再生医療に使用できるほどの神経再生能があるという報告はありません。

骨髄由来、脂肪由来の間葉系幹細胞は、それぞれの特徴を有しているため、治療目的に応じて選択されることが必要であると考えます。

9 再生医療の安全方針

厚生労働省の法律改定に伴い、
再生医療を実施している全ての医療機関は、再生医療等委員会の審査を受けた上で厚労省への届出が義務づけられました。

福永記念診療所では、実施している再生医療活動が日本の各種関連法規に準じており、再生医療等の安全性の確保等、再生医療の適正な提供が実施されるかを、当院とは全く関係を有しない

再生医療等委員会「安全未来特定認定再生医療等委員会(認定番号:NA8160006)」にて審査・承認を受けています。また厚生労働省に治療計画が正式に受理された後に、再生医療を実施しております。

10 治療費について

  • 診療カウンセリング

    福永記念診療所では必ず治療を開始する前に、問診・診療カウンセリングに十分な時間をかけて行っています。
    医師が患者様の現在の病状、既往歴、発症当時の状態、服薬中の薬を把握した後、再生医療のリスクや効果等をしっかりとご説明いたします。

    患者様、ご家族様が理解・納得していただいた上で、治療を希望されたのをご確認の上、開始させていただきます。

    もちろんカウンセリング当日にお決めになる必要はございませんので、十分にお考えの上、ご判断いただく事ができます。診療カウンセリングは約1時間程度お時間をいただきます。時間に余裕をもってご来院ください。完全予約制となりますので、まずはお気軽にお問合せください。
    ※診療カウンセリング : 10,000円/1回

  • 再生医療

    再生医療の治療費は、すべて自費診療になります。
    医療保険、高度先進医療保険の適用もございませんが、医療費控除は適用されます。詳細は管轄の税務署にお問い合わせください。

福永記念診療所「10の特徴」

医療法人慶春会 福永記念診療所では、脳卒中専門医、リハビリ専門医による脳卒中・脊髄損傷の後遺症改善、及び再発予防を目的とした、骨髄由来幹細胞治療を提供しています。

そんな福永記念診療所の再生医療ならではの「10の特徴」をご紹介していきましょう。

特徴1 自己の骨髄細胞を基とした幹細胞治療と臍帯由来の培養上清液

福永記念診療所では、自己の骨髄細胞を基とした幹細胞治療を勧めています。

幹細胞には骨髄や脂肪、歯髄など様々な場所から採取する事が出来ます。その由来により幹細胞は様々な特徴を持ちます。

その中でも、神経細胞への再生能力・分化力が高く働き、人への臨床研究の実績と歴史がある「自己骨髄由来」の幹細胞による再生医療治療を提供しています。

特徴2 脳卒中・脊髄損傷・神経障害の再生医療基盤特許

福永記念診療所は、脳卒中・脊髄損傷・神経障害・心不全・肝不全・腎不全などに対する幹細胞治療の基盤特許を取得しています(特第4061487:血管新生を目的とする移植材料及びその製造方法)。

ニューロテック®(再生医療、AI、先進リハビリ、遺伝子治療)を更に進化させるべく研究が行われています。

特徴3 多職種連携の「チーム医療」

福永記念診療所では、医師・看護師などの医療従事者だけでなく関連・協力医療機関とも協力し、他院のドクターやOT(作業療法士)、PT(理学療法士)、ST(言語療法士)などのリハビリスタッフの多職種が連携してチームとなり、患者の情報を共有し、患者様にとって一番よい治療を提供します。

特徴4 「ニューロテック」という名の専門医が提案する新しい複合治療法

福永記念診療所は、脳卒中・脊髄損傷による後遺症改善と再発予防の再生医療専門の医療機関です。

「脳卒中・脊髄損傷の再発への不安から離れ、自分らしく人生を歩んで貰いたい」との思いで、再生医療と先進リハビリを組み合わせた新しい複合治療法「ニューロテック®」を行っています。

脳卒中専門医、リハビリ専門医である貴宝院医師が、知識と経験、臨床研究を基に、神経細胞へ再生能力、分化力が高く働く「自己骨髄由来幹細胞治療」、臍帯由来の増殖因子サイトカインで組織と細胞の機能回復を促す「臍帯由来サイトカインカクテル」、そして先進リハビリの複合治療により更に効果を高める治療法を提案しています。

特徴5 細胞の品質と安全性

患者様から採取された組織は、再生医療等の安全性の確保等に関する法律に従い、
厚生労働省から特定細胞加工物製造許可を得た国内の細胞培養加工施設(CPC: Cell Processing Center)の、安全キャビネット内(ISO class5 NASA 100)という非常に清潔度が高い環境下にて細胞培養を行います。

特徴6 厚生労働省認定

2018年に福永記念診療所は
「安全未来特定認定再生医療等委員会(認定番号:NA8160006)」の審査・承認を受け、厚生労働省に治療計画が受理されました。

特徴7 ドクターとスタッフ

福永記念診療所では身体だけでなく心にも寄り添うような治療に取り組んでいます。
脳卒中・脊髄損傷は、当たり前に過ごしていた日常が、発作や事故などを境に、身体の機能を失ってしまう恐ろしい病気です。そして発症時だけでなく、後遺症とうまく付き合いながら過ごしていくことになります。
この病気の辛さ、苦しさは経験したものにしか分かりません。

悩みや不安、少しでも回復したいという想いに寄り添い、今後の患者様の生き方や目標、願いを共に考えていくこと、それを一番に心がけています。

特徴8 アフターフォロー

不安や疑問を取り除くためのアフターフォローを徹底しています。

幹細胞治療の治療を終えた患者様(培養した細胞を投与後)には、治療終了後から6ヶ月後、もしくは1年後に検診までアフターフォローを行っています。

特徴9 リハビリサポート

脳卒中・脊髄損傷の後遺症改善には、幹細胞治療だけでなく、適切なリハビリが効果を高めると考えられています。患者様の希望や願いに近づけるよう、より高度な先進リハビリなどを提供できる提携リハビリ機関とのサポート体制を整えています。

特徴10 内服薬の中止・変更は必要なし

福永記念診療所での骨髄穿刺では、
現在内服されている薬を中止したり、変更したりすることはしません。
骨髄穿刺後の圧迫止血技術を用いて、止血を丁寧に行うことを徹底しているので、現在内服されている薬を中止せずに一連の治療を受けることが可能です。

ドクターのメッセージ

「福永記念診療所 部長 貴宝院 永稔 医師」の思いを込めたメッセージの以下にご紹介しましょう。

脳卒中・脊髄損傷にお悩みの患者様とそのご家族様へ。

「脳卒中・脊髄損傷は昨日まで普通に暮らしていた方が、発作を境に身体の機能を失ってしまう恐ろしい病気です。 脳卒中・脊髄損傷は発作時の対応も重要ですが、同時に予後との付き合い方も非常に大切です。 この病気の辛さや苦しさは、経験したものにしかわかりません。
当院ではより多くの患者様にこの治療を行うことを使命と信じ、患者様とご家族様、一人ひとりに寄り添った治療を行っています。また同時に、単に医学的な治療だけではなく、これからの生き方や目標などを一緒に考えていくことを心がけています。」

再生医療を誰もが気軽に受けられる、そんな日本にしたい。

「我々が本来持っている自分を治す力は、年齢とともに落ちてしまいます。そのため、年をとると障害が残り易くなったり、病気が長引いたり、いずれは死に至ります。”傷老病死”は避けられない。それは自然の定めです。
ですが、自分を治す力を高めて上げることが、障害を軽減させたり、未病の状態を改善させるのに役立つことが分かってきました。この自分を治す力を高める治療、それが「再生医療」です。
まだ、一般的な治療としては普及しておらず、厳しい法律や規制が存在しますが、我々は『誰もが気軽にこの治療を受けられる様にしたい』と考えております。」

まとめ

日々進歩する再生医療。
エイジングエケや、障害の緩和、様々な医療に取り入れられつつあります。
まだ有用性が確立されていない分野も多くありますが、正しい知識を持って再生医療に接していきましょう。
自分自身、もしくは身近な方で脳卒中や脊椎損傷の後遺症にお悩み方がいれば今回ご紹介した「福永記念診療所」での相談を検討してみてはいかがでしょうか?

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